KPI管理ツールはフリーと有料を比較して決めるべき

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目標達成には外せないKPIですが、ツールによって管理の仕方は大きく異なります。

有料ツールと無料ツールの違いを比べて最適なKPI管理ツールを見つけましょう。

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無料版KPIツールの特徴

mieruで目標管理女子。モデル:河村友歌

有料版を契約する前に無料で試せるKPI管理ツールがいくつかあります。ドットメトリックスというGoogleアカウントと紐付けて使用するものや弊社で提供しているMIERUは無料で使用できるKPI管理ツールです。

無料でお試しできるツール以外にも表計算ソフトやマインドマップを使用することで、サービスと契約せずにKPIを管理することもできます。

たとえば、表計算ソフトで「顧客訪問数」という行を作り、別の行に「訪問先」や「日付」などを記録。記録すると自動的に顧客訪問数がカウントされるように関数を設定すれば、KPI管理ツールとして使うことは可能です。

ですが、この説明を読むだけで「なんとなく複雑そうだな…」と感じると思います。実際、既に持っているソフトでKPIを管理するのは新しい継続料金がかからないのでよい反面、設定が煩雑になりがちです。

まずは無料でお試しをしてみて、気に入ったら有料のプランに契約するという流れが業務の効率化や目標達成に集中するためには必要です。

関連記事:KPI(重要業績評価指標)とは?KGI・CSF(KSF)との違いや意味・設定方法を解説

有料版KPIツールの特徴

要因分析女子。モデル:河村友歌

有料版KPIツールを選ぶときの基準はシンプルさを重視しましょう。

海外の有料KPI管理ツールでSimpleKPIと名前からして簡易に利用しやすそうなものがあります。ですが、残念なことにこのツールはすべて英語での操作になるため、日本で使うのにはかなり不向きなはずです。社員全員が英語を自由に使えるのであれば、導入を検討してみるのもよいでしょう。

有料版KPIツールの中には細かく設定ができすぎて、管理が大変になってしまうものもあるので注意してください。

カルビー営業本部の本田健氏がかつて「KPIを細分化しすぎて企業の利益や成長が見えなくなっていた」という趣旨の失敗談をインタビューで話していました。KPIの内容にこだわりすぎることが目的ではなく、業務の効率化や企業の売上を伸ばすことがKPIを設定する目的です。

目的を達成するためにもKPIツールはできるだけシンプルで操作しやすいものを選びましょう。

比べると最初はフリーからはじめるのがいい

KPI管理ツールは有料の前に無料で試してみて企業との相性を確認してみましょう。

有料版をいきなり使うと解約する手間やムダな費用がかかるので、まずは無料版から試してみましょう。新しいツールの導入が社内に馴染むまでは少なく見ても3ヶ月程度はかかります。そのため、無料ではじめて、うまく使えそうなら有料版へ乗り換えるのがオススメです。

mieruも無料版から使用をはじめることができるKPI管理ツールです。

最初は小さなプロジェクトへ導入して使用感を試してみてください。数値ベースでの業務管理がラクになったという感想もいただいています。

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