目標管理と設定例!うまくいかないときは数値ベースで考えよう
- MIERU紹介
目標を決めることは大切ですが、確実に目標を達成するためには目標を数値化して進捗を毎日管理しつづける必要があります。
「一生懸命考えて目標を立てたけど、うまくいかなかった。計画は完璧だったのに、なんでだろう」と失敗してしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
会社の売上や営業チームの顧客獲得から、受験勉強まで活用できる目標管理術について紹介しますので、ぜひご参考になさってください。
「毎日管理するなんて面倒くさそうだし、大変じゃないかな」と思うかもしれませんが、ツールを使えば手間をかけずに目標達成のための管理が可能となります。
関連記事:mieruとは?企業運営が見える化?目標達成も支えてくれる?話題のmieruについて徹底解説
INDEX
目標管理の重要性
目標管理は、個人または組織の成長において重要な役割を果たすのは言うまでもないでしょう。
明確な目標を設定することで、効率的かつ効果的に目指すべき方向性と、その達成のための具体的なステップを定義することができます。
目標管理プロセスには、目標の設定、進行の監視、達成度の評価といったステップが含まれます。
このことで、個人またはチームは継続的に成果を出し続けることが可能になりますが、実はできていない、という状況もあるようです。
目標設定の一般的な手法はSMARTの法則
目標を設定する際には、SMARTの法則(具体的、測定可能、達成可能、関連性があり、時間の制約がある)を適用することが一般的です。
この原則に従って設定された目標は、現実的で達成が可能なものとなり、モチベーションの向上にも寄与します。
例えば、売上を前年比20%増加させる、新しい製品を3か月以内に市場に投入するなど、明確で測定可能な目標が理想的です。
関連記事:SMARTの法則とは?目標設定のポイントをわかりやすく解説!
目標管理は数値化して管理すると成功に近づける
小学生や中学生の頃、夏休みの宿題をギリギリに追い込まれた状況で慌てて終わらせた経験がある人も多いのではないでしょうか。
夏休みの宿題は事前にきちんと終わらせられる人と締切直前にようやくはじめる人に大きく別れますよね。もしかすると、締切に間に合わせることができなかった経験をした人もいるかもしれません。
義務教育の中であれば、通信簿の成績が下がるだけで済みます。
ですが、社会人としての仕事では締切に間に合わせることは絶対に守らなくてはいけないですし、定めた目標を達成できないとペナルティが課せられることもあります。
では、どのようにして目標を達成すればよいのでしょうか?
それは、目標を数字ベースで管理することです。
「数字ベースで管理する」というと状況によっては難しいと感じることもあるかもしれません。
例えば、会社の事務員で働いている社員が「お客様からの問い合わせ電話で満足してもらえるサービスを提供しよう」と決めている場合です。
抽象度が高い目標を設定している場合でも、具体的に数字で管理できるレベルまで落とし込みます。なぜ、数字で管理することが大切なのかというと、経営やマーケティングの用語でKGIという考え方を取り入れて業績を伸ばす企業がたくさんいるからです。KGIとは目標達成のために重要な数値のことです。
一人で仕事をしているだけであれば、目標が抽象的でも成り立つ場合があるかもしれません。実際、夏休みの宿題は数字を具体的に数字で管理しなくても終わらせられる人の方が多いです。それは自分がこなせる宿題の量と期間を把握できているからです。
しかし、会社規模になってくると人それぞれ仕事をこなせる量は変わってきます。
先ほどの事務員の話に戻ると、お客様の問い合わせ満足は何のためなのかを考えて、目標を数字で表現することが必要です。あくまでも一例ですが、顧客満足はリピートにつながります。ですので「毎月10件以上のリピート申し込みがあったら事務員の対応で満足してもらえたのだろう」と指標を作ることもできます。
具体的な数字の目標は組織の状況や提供する商品によって異なりますが、数字をベースにして管理することで目標達成にグンと近づくことができます。
経営管理ツールmieruでは数値目標をシンプルで管理できる工夫が仕込んであります。無料でお試しからできるので、目標をなんとしても達成したいときこそ活用してみてくださいね。
目標達成が困難な場合の対策
目標達成に向けて障害が生じた場合、それを数値ベースで分析することが有効です。
例えば、売上目標が達成できない場合には、売上データを詳細に分析し、問題が発生している商品カテゴリーや地域を特定します。
これにより、具体的な改善策を講じることができます。
数値に基づく問題分析の方法
ここでは例として数値ベースの問題分析の方法を紹介します。
1.データの収集
関連するすべての数値データを収集し、売上、顧客流入数、クリック率など、具体的な要因を洗い出します。
2.データの比較分析
目標と実際の成果を時間の経過と共に比較分析します。
その中で、上記の要因の中でも最も重要なものをいくつか挙げて改善すべきポイントと定めます。
3.改善策の策定
問題点が明らかになったら、それを改善するための具体的な手法を検討します。
例えば、広告のターゲティングを見直す、プロモーションの方法を改善するなどのことが挙げられます。
そこで数値化した新しい目標として設定できればなお良いでしょう。
目標達成には組織内コミュニケーションの強化が必須
目標管理を組織全体で行うためには、全員が目標にコミットし、それに向けて一致団結する必要があります。
リーダーシップのもと、目標管理の意義と方法を共有し、定期的に全員が参加するレビュー会議を開催することが重要です。
これにより、組織全体の目標達成への意識が高まります。
以下のようなことを意識しておくと良いでしょう。
1.定期的なフィードバック
目標に対する進捗状況を定期的にフィードバックし、必要に応じて目標を調整することが大切です。
モチベーションが下がるきっかけにならないように双方向のコミュニケーションをとることが重要です。
2.透明性の確保
目標設定プロセスと進捗状況を透明にすることで、信頼と責任感を組織内に育むことができます。
部下から上司だけでなく、上司から部下への報連相がきちんとできているかが鍵となります。やはり双方向のコミュニケーションが大切です。
3.モチベーションの維持
成功体験を共有し、達成感を組織内に広めることで、モチベーションを維持しやすくします。
目標管理は、ただ単に目標を設定し達成するためのプロセスに留まらず、組織や個人が自己実現を図るための重要な手段です。
それぞれのステップを丁寧に実行し、適切な評価とフィードバックを行うことで、持続したモチベーションと成長、発展を実現できます。
まとめ
目標管理は数値化することでより効果的なものとなります。
しかし、過度な数値化をして煩雑な業務を増やすことは業務効率の低下、モチベーションの悪化、双方向コミュニケーションの時間の減少など様々な罠が潜んでいることも事実です。
この機会にぜひ簡単にボタンひとつで目標管理ができるmieruを試してみてはいかがでしょうか。
30日間無料 体験版を試してみる