企業経営「見える化」で変わる?伸び悩む中小企業に必要な3つのポイント

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企業経営に欠かせない見える化、3
つのポイント

 

企業経営において「見える化」ができているかどうかは業績に大きな影響を与えると言われています。一方で、中小企業では日々の業務に追われてしまい必要な見える化に手が回らない状況に悩む企業も多くあります。

 

しかし、この状態では、業績の改善政策が行き当たりばったりになるなど、悪循環に陥る可能性が高くなります。

そこで今回は、企業経営に欠かすことができない見える化の項目のうち「最低限行っておきたい3つのポイント」について説明をしていきます。

 

 

経営ビジョンの見える化

猫 目線

まず、一番大切なのは経営ビジョンの見える化です。中小企業では経営ビジョンを目に見える形にしていない場合も多いようですが、従業員の士気を高めるためには必須と言えるでしょう。ビジョンはいわば遠足の目的地の様なものです。この目的地が示されることで社員は同じ方向に力を発揮することができます。

 

ロードマップの見える化

 

away-1019745_1920ロードマップとは、ビジョンと達成するために通るべき道のことをさします。例えば、設立直後の高校野球チームが甲子園の優勝を目指すなら、まず部員を9名集めることが最初のステップです。その後、市民大会での優勝、地方大会優勝と1つ1つ進んでいきます。

 

このように最終目標であるビジョンを達成するまでにどのようなステップを踏んでいくのか、現在地はどこなのかを知るための見える化ツールがロードマップです。現在の作業はそのロードマップの一部分であることを上手く認識させることができなければ、社員がやる気を見いだせない状態になりかねません。

 

KPI・KGI・CSFの見える化

football-score-board経営ビジョンやロードマップがあったとしても、絵に描いた餅になっていては意味がありません。日々の業務の中で「目標の達成にはどの様な行動を、どれだけ行う必要があるのか、現在はどの程度行うことができているのか」を毎日確認できる必要があります。

 

そのためには、「あと何分以内に何点取れば勝てるのか」がわかるサッカーのスコアボードのように、ゴールや目標を数値化し社員にとって分かりやすい状態で見えるようにしておくのが重要です。

 

重要なのは社員全員が企業の状況を見ている事

 

見える化は経営者だけが見えている状態であればよいのではなく、社員の一人ひとりが「見えている状態、見たくなくても見えてしまう状態」となって初めて効果が出てきます。経営状況が思うように改善されない状態であれば、まずは今回紹介した「経営ビジョン・ロードマップ・KPI・KGI・CSF」の見える化を行ってみて下さい。

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